ディックの作品はハードボイルドSFとでも言うのでしょうか。どんより暗い感じが良いような悪いような。

アンドロイド狩りを生業にする男が、その仕事の中でアンドロイドに感情移入してしまいそうになり、ちょっと人生に悩む、そんな感じの話。
ヒネリは少しあるが、なんというか、面白くないんだよな。マイノリティリポートもそうだったけど。
世界観の定義は面白いのだけど、その上のストーリーが実にどうでも良くて、オチもはっきりしない。
だから読んでて疲れる割に、面白くないのだよ!

ま、ディックを読むのはこれで最後かな